7月から8月に手作りマスクを募集した国際協力活動「飛んでけ!マスク」で7,000枚以上のマスクが集まりました。
※マスクの募集は終了いたしました。
今回、その一部がモノココさんの協力で、タイのウドンターニにある貧しい子どもたちの学校「PANTAKIJSUKSA School」に届けることができました。
マスクを作って頂いた皆さん、配送に関わって頂いたボランティアの方々に感謝!
7月から8月に手作りマスクを募集した国際協力活動「飛んでけ!マスク」で7,000枚以上のマスクが集まりました。
※マスクの募集は終了いたしました。
今回、その一部がモノココさんの協力で、タイのウドンターニにある貧しい子どもたちの学校「PANTAKIJSUKSA School」に届けることができました。
マスクを作って頂いた皆さん、配送に関わって頂いたボランティアの方々に感謝!
新型コロナウィルス禍で苦しむ東南アジアの国々にマスクを送ろうという「飛んでけ!車いす」の会の呼びかけに、これまでに約7000枚ものマスクが寄せられていますが、北海道当別高校(宮本匠校長)でも生徒でつくる家庭クラブが130枚余りを用意し、9月16日、同校で寄贈式が行われました。
家庭クラブは、高校の家庭科での学びを自分や家族、地域の暮らしに生かして実践する活動をしており、同校家政科の生徒全員が加入しています。
今回は、マスク寄贈を呼びかける「飛んでけ!車いす」の会のチラシを見た会長の岡本彩音さん(3年)ら執行部が趣旨に賛同して参加を決め、リメイク講習会から放課後のクラブ活動、さらには自宅で、と約1カ月の活動でマスクを仕上げました。子どもにはちょうど良いサイズのマスクに部員たちが刺繍を施してかわいらしく仕上げました。マスクは1枚ずつ透明プラスチック袋に入れて、タイ語と英語の手書きメッセージカードも添えました。
16日は、「飛んでけ!車いす」の会・会員でタイ東北部のウドンターニー県で現地の人々とともに福祉活動に努めている大塚千枝子さんが同校を訪れ、写真や動画で現地の暮らしぶりや子どもたちの様子を紹介、生徒たちも「ここにマスクが届くのですね」と理解を深めていました。マスクを収めた箱を大塚さんに渡した岡本会長は「みんなで心を込めて作りました。タイの子どもたちの役に立ったらうれしいです」と語っていました。
7月20日から実施していた「飛んでけ!マスク」での布マスクの募集が8月30日で終了となりました。
ご寄付頂きましたみなさま、どうもありがとうございました!
当初1,500枚ほど集める予定でおりましたが、最終的になんと…
7,200枚以上
のマスクが集まりました!
予想以上のご寄付を頂き驚いておりますが、全てのマスクを途上国で必要としている人々に送れるようにしたいと思っております。
当初マスクの送付には、車いすの配送をご協力頂いている企業様へ、車いすと一緒にコンテナで届けて頂こうと予定しておりましたが、想定以上のマスクが集まりました。
コンテナで届けられないマスクについては、これまでに「飛んでけ」で車いすを送ってきた団体を中心に、郵送で送ることにしました。
マスクの配送状況は、受取が確認できた順にホームページやSNSでお知らせしていきます。
「飛んでけ!マスク」のについてはこちらをご確認ください。
2020年9月12日発行
「飛んでけ!車いす」の会では、会員の方、ご関係者、名刺交換をさせて頂いた方に向けてメルマガを不定期(ほぼ隔月)で送らせていただいております。
1998年に会を設立して以来、海外に届けた車いすが3000台を超えたのを記念して、世界175カ国を車いすで旅した木島英登さんをお迎えして講演会(エルプラザホール13:30-16:00)を開きます。
札幌の馬頭琴奏者、嵯峨治彦さんのライブコンサートもあります。コロナのため予約が必要です。事務局( tondeke@bz01.plala.or.jp )またはFacebookイベントページからお願いします。
講演会Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/917405362097694
木島英登さんのウェブサイト「Travel For All」
http://www.kijikiji.com/
嵯峨直彦さんによる馬頭琴の演奏
堺市が、国際的な平和貢献活動を行った団体を表彰する「自由都市・堺 平和貢献賞」の第7回授賞団体として当会が選ばれ、9月3日、同市役所で授賞式が行われました。吉田代表理事と照井レナ理事が出席し、永藤英機市長から表彰盾と副賞50万円を受け取りました。
同賞は、国際平和や人権尊重の大切さを国内外に発信し、市民らが国際協力や貢献への認識と理解を深めてもらうことを目的に、2008.年(平成20年)に創設され、2年に1度授賞団体が選ばれています。今回は、国内の有識者や学術機関から推薦された25 団体から当会とNGO ベトナムの子ども達を支援する会(京都市)が選ばれました。
授賞理由では1998年設立以来の当会の多くの受賞歴を紹介するとともに「20年以上にわたる地道な活動は障害者の自立を支援し、その特色ある活動は、堺市民にとって国際協力への関心を深めるきっかけになる」(要旨)と高く評価しています。
吉田代表理事の話 堺市は世界遺産の「仁徳天皇陵」(通称)があり、中世には海外交易の拠点、さらに鉄砲作りでも有名でした。私(吉田)は、小3まで大阪に暮らしたので、故郷での受賞はひとしおうれしかったです。感激のあまり授式でも関西弁が止まりませんでした。
【授賞を伝える報道資料はこちら】
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo/hodoteikyoshiryo/kakohodo/teikyoshiryo_r2/teikyoshiryo_r0208/020825_02.files/0825_02.pdf
会の貴重な財源である会費や寄付のスムーズな受け渡しを目指してWeb決済サービス「Syncable(シンカブル)」(注)を導入しました。
コロナ禍で人の往来も減りがちですが、この時を好機として「飛んでけ」が進めるデジタル化の一環です。Syncableは自宅にいたままで、お手元のスマホから利用できます。寄付や会費支払いに伴う手数料はかかりません。既にクレジットカード決済で1名、ブランド品販売で1名の計2名から寄付をいただきました。(浅田)
◆利用可能クレジットカード:VISA、Mastercard
◆利用方法:「飛んでけ」ホームページ→「支援する」→「会員になる」「寄付をする」。または下記Syncableのサイトから。
(会費)https://syncable.biz/associate/tondeke/donate/membership
(寄付)https://syncable.biz/associate/tondeke/donate/
◆注:利用時にSyncableの会員になるように表示されますが、Syncableの会員にならなくても利用できます。
◆関連:Syncableでは、NPO・NGO等の団体へのブランド品寄付サービス「Brand
Pledge(ブランド・プレッジ)を展開しており、不要になった洋服やブランド品を売った代金を「飛んでけ」に寄付することができます。査定金額から申請すると全額が「飛んでけ」へ寄付金として届きます。
https://brand-pledge.jp/about-service
(注)<Syncableとは>個人と非営利団体をつないで社会的な活動を促す寄付のプラットフォームサービスで運営は株式会社STYZ(スタイズ)=東京都港区=。全国で活動する1000以上の非営利団体への寄付や、自ら寄付を集めるキャンペーンページ作成をサポートしている。
入会して早いものでもう10年になりました。整備グループの一員として毎週火曜日の整備デーに参加し続けています。
ここ数年、「飛んでけ」の国際協力事業としてインドネシアのバリ島やネパールのカトマンズの障がい者施設に整備指導に行きましたが、車いすを自分たちの足として使っている受講者の表情がとにかく明るいことに驚きました。車いすもとても大事にしていて、日本では廃棄されるような物でも保管していて、その「愛着心」というか「モッタイナイ」精神には日本から行った私たちの方が反省させられました。
現地で売っている車いすは、彼ら・彼女たち障がい者の収入から見るととても高いので、「飛んでけ!」から送り出して旅行者さんが届けてくれる日本の車いすは小型軽量で使いやすいこともあって非常に重宝がられています。
現地の人が自分たちだけでも整備できるよう技術を教えて、「車いすが整備できた」と喜んでくれる姿を見ると、今後も、車いすを必要とする世界の障がい者により良い車いすを届けるため整備技術の向上に努めたいと思いを新たにした次第です。
約10年前、「飛んでけ」のボランティアは大学生が多かったです。
北大近くに事務所があったので、授業の合間や夕方は、学生たちの第3の
居場所となっていました。その一人、細見俊さんからの投稿です。
このまま過ごしていてはいけない。
念願の北海道での生活2年目を迎えた頃に、ふと思った。
大学の講義にも慣れ、友人もできた。北海道らしい体験や思い出もできた。一方、進学前に漠然と考えていた国際協力の道への関心は関心のままに留まり、焦燥感はそこからやってきていた。
何かを変えるきっかけに、大学の課題のフィールドワークをベトナムですることにした。初の1人での海外渡航。せっかくなので挑戦の多い旅にと、ベトナムでのボランティアを探す中で出会ったのが「飛んでけ」だった。事務所が札幌だったことにも縁を感じた。帰国後はスタッフとして迎えてもらい、卒業まで活動することになった。
国際協力を仕事にするという当時思い描いたような人生を生きていないが、「飛んでけ」を通して出会った人や感じたこと、考えたことが自分の価値観を形作っていると感じる。願わくは、海外の障害者だけでなく、国内の誰かの一歩を後押しする組織でもあり続けてほしい。
以上が今回のメルマガでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m。
ご感想、ご意見を tondeke@bz01.plala.or.jp までぜひお寄せください。