こんにちは、ボランティアスタッフの上野穣です。
先日、高校1年生だった92年から約7年間使用した車いすを提供しました。
当時は、僕より年上の世代の車いすの人たちが世の中と闘ってくれたおかげで、地下鉄駅のエレベーターが徐々に設置されましたが、ネットもバリアフリーという言葉もなく、まだまだ不便で、街中で車いすの人を見かけるのが珍しい時代でした。
僕も外出が少なく、その後は予備として待機してくれていたので、引き渡す時には感謝とともに、申し訳なさ、切なさがこみ上げてきました。
一番の思い出は、アメリカテキサスへの家族旅行です。小さなレストランにもスロープがあり、感激しました。
丁寧に整備をしてくれると思います。
次に使う人に大事にしてもらい、社会参加、人との出会いに役立つことを願っています。