今回は株式会社しーぽーと チュオン・ゴク・ハウさんのレポート3回目です。
受取主はチュオン・ミン・ホックさん67歳男性。1984年に田んぼでの作業中にベトナム戦争での不発弾を掘り当ててしまい、爆撃により足に重傷を負ったそうです。現在の12歳の息子さんと一緒に暮らしています。
ホックさんの親戚がフエのホテルへ車いすを取りに来てくださいました。ご本人には会えず、後日車いすに乗った写真を受け取ったそうです。車いすを受け取り、とても喜んでいただけました。移動する大変さを現地で実感できました。車いすのおかげで、異動が楽になり、生活の幅が広がることは自分でも嬉しく感じています。
参加させていただいた私としましては、困っている人々がベトナムにはまだたくさんいることを知り、ベトナム人として日本の組織に対し感謝の気持ちでいっぱいです。大学の入学式に日本語を選択、日本とベトナムの架け橋としての仕事を選んだことは、本当に正しかったと思っています。