車いすストーリー第3弾!
今回は早稲田大学古山先生のゼミに所属している松田 麗翔さんのレポートです。
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受取主はチャン・ザィン・クアンさん、71歳男性の方です。ベトナム戦争で負傷し麻痺が残ったとのこと。足は切断していないも、右足は自力では全く動かすことができないそうです。
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チャンさんは電器製品を扱うお店を営んでいました。終戦後、お店を経営し、現在は娘さんが経営を引き継いでいるとのこと。ベレー帽と笑顔が素敵な方でした。終始笑顔で出迎えてくださり、車いすをお渡ししたあとには私たち全員と握手してくださいました。とても喜んでいるのが伝わりました。
成田出発時、車いすを預ける際に、タイヤに空気が入ってるか確認され、把握できていなかったため、少し戸惑いました。その他は大きなトラブルはありませんでした。
車いすを使うということに対し、私は、自分で歩けないからやむを得ず使うというネガティブなイメージを持っていましたが、喜んでいる姿をみて、車いすを使うということは、今までよりもできることが増えるというポジティブな側面も強いことを実感し、車いすのイメージが変わりました。